あれから1週間

松田直樹(以下マツ)が亡くなってから1週間が経ちました。先日は通夜および告別式が行われましたが、未だに信じられません。

亡くなったあとに病院を訪れた選手がみんな「いい顔をしていた」なんて話していると、本当は気絶していただけなんじゃないかと思ってしまいます。

本当に信じられませんし、ショックです。

個人的な話を申し上げるならば、7月30日のゼルビア戦を観戦したものの、その日マツは出場停止で勇姿を見ることが出来ませんでした。(さらに亡くなった8月4日は自分の誕生日だったり。)

でも、現実は現実。そろそろ受け入れなくてはなりません。

テレビもひどいもので、ホントに泣かせる映像を出します。何度号泣させられたことか。そしてエルゴラッソの1面。これまた凛々しいいい表情。

先日、松本には流石に行けないので、みなとみらいのマリノスタウンに献花をしてきました。

マリノスタウンの最寄り駅の新高島駅付近には花屋がないため、みなとみらい駅近くのクイーンズスクエア内にある花屋で花束を買ったのですが、そこの店員の方曰く、やはり献花用の花束の注文は多いようです。

平日だったので、人もまばらと思いきや、結構な数の花が置かれてありました。ここでまた涙。あんまり泣く方ではないんですが、涙腺がゆるんでしまいます。新高島駅に戻って花束を持った“同志”を見かけてまた涙。。。

ちょうど自分が献花しに言った日に、マリノスタウンで小学生のサッカー教室か何かが行われていたのですが、そこに来ていた小学生がマツをどうも知らなかったようで、それはそれで時の流れを感じさせられてショックでした。今の小学生って6年生でも2000年とか1999年生まれだもんね。

あまりにもマツについて触れすぎだという声もあるようですが、それだけマツが“愛されキャラ”だったんだなと思います。ショッキングな悲劇だけではここまでならなかったんじゃないかなと。上がったきり帰ってこなかったり、すぐ熱くなって赤紙を貰ったり、監督と衝突したり、髪型もちょくちょくいじったり。思った通りに行動する裏表のない人なんだと思います。

今言えるのは、そんなマツが大好きです。

最後に。昨日(8月10日)のJFLでマツが亡くなってから松本山雅が初勝利をしました。まだまだJFLも折り返しが過ぎたばかり。ラフプレーが多かったり、バタバタしていたりと心配きわまりないチームですが、ぜひともJ2に昇格して欲しいものです。

余談ですが、日曜日の佐川は“門番”の貫禄を見せつけましたね。

月末に松本で行われるマツのお別れ会には東京から馳せ参じようと思っています。